感染拡大に伴い、大分県内の病床使用率は50パーセントを超える高い水準が続いています。医療現場の実情について県医師会で感染症対策を担当する井上医師に聞きました。
(県医師会・井上雅公常任理事)「私は外来で診ているがほとんど毎日コロナの陽性の患者がみえている。目立つのは酸素投与とか重症の患者が以前に比べてちょっとずつ増えてきている」
大分県内の病床使用率は18日時点で54.6パーセントとなり連日、高い水準が続いています。井上医師は医療提供体制への負荷が厳しさを増しているといいます。
(県医師会・井上雅公常任理事)「(患者の受け入れを)断られて困ることは多くないと思うが、その中でもスタッフが感染したり濃厚接触とかになったりして厳しいような話は聞いている」
感染者数の高止まりが続くなか、医療のひっ迫を防ぐためにも県民に改めて基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。
(県医師会・井上雅公常任理事)「急に感染者数が下がることはなかなか難しいと思う。まだひと月ぐらいは(高止まりが)続くかもしれないと思う。陰性であっても油断しないということで自分が感染しているのでないかという意識を持って行動してほしい」
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