犯罪被害者やその遺族の心情を加害者に伝える「心情伝達制度」が始まって半年。この制度を利用した池袋暴走事故の遺族が、法務省の職員に思いを語りました。

去年12月に始まった「心情伝達制度」は、事件や事故の被害者などの心情を刑務所や少年院の職員が聞き取り、加害者に伝えるものです。

この制度を担当する法務省の職員向けの研修会が開かれ、3月に制度を利用した池袋暴走事故の遺族・松永拓也さんが思いを語りました。

事故で妻と娘を亡くした松永拓也さん
「(この制度は)加害者の更生と被害者の心の回復につながるもの、つながり得るものだなと思ったから、多くの方に知ってほしいし、実際に利用してほしいなと感じました」

松永さんはこう話し、制度は「被害者の心のケアにつながる」と語りました。

法務省によりますと、制度が始まってからの半年間で42件が加害者に伝えられたということです。