太平洋戦争への出征や甲府空襲などで命を落とした人たちの合同慰霊祭を、甲府市が執り行いました。

これは5年ごと行っているものですが、新型コロナの影響で延期が続き、7年ぶりの実施となりました。


甲府市関連の戦争の犠牲者は4196人で、式典には曽祖父がフィリピン沖で戦死した市内の小中学生の兄妹も参列し、祈りを捧げました。

曽祖父がフィリピン沖で戦死 市村真一さん(中2):
自分の家族が戦死したことが心に重く感じて、戦争についてたくさん考える機会が増えた。


曽祖父がフィリピン沖で戦死 市村優和さん(小5):
戦争の怖さを伝えていきたい。


遺族の代表は「二度と戦没者の遺族を出さないように戦争の事実を子や孫に語り継ぎたい」と述べていました。