SDGsにつながる活動を紹介します。
今回は、山梨県都留市の空き家や耕作放棄地など、地域に眠っていた資源の「もったいない」から生まれた民泊です。
かわいらしい看板動物もいるそうです。
8月にオープンしたばかりの民泊「都留BASE」。

建物内は昭和レトロな雰囲気が漂っています。

もともとここは築35年の機織り工場で、空き家となっていた建物をリノベーションしました。

間伐材を使ったストーブなど「エコ」や「もったいない」の発想が随所に見られます。
ヤギに草を差し出す子ども:
食べた!おいしそう!

建物の目の前にある、耕作放棄地で飼育している2頭のヤギもその1つです。

都留BASE オーナー 羽田徹さん:
周り耕作放棄地がいっぱいで全然使われていない。もったいない、有効活用できないか、ということころから発想が始まって。ヤギは草も食べてくれるし、フンをすれば肥料にもなる、究極のエコ動物。

都会の人にも自然を感じてもらうため、今後は宿泊客が農業を体験できるよう計画しているということです。
都留BASE オーナー 羽田徹さん:
今まで何の活用もされていなかったものが、お客様にも楽しんでもらって、街の活性化にもつながって、そういったものがどんどん広がっていけば良いと思う。

「もったいない」の発想から生まれた民泊が、地域に眠っていた資源をよみがえらせます。