高岡市の70代の女性が警察官を名乗る男にキャッシュカード10枚をだまし取られ、口座からおよそ250万円を引き出される詐欺被害がありました。

警察によりますと8月13日午後、女性の自宅に高岡警察署の生活安全課の警察官を名乗る男から電話があり「あなたのキャッシュカードが不正に利用されている」「証拠として裁判所に提出する必要がある」などと言われました。

2時間後には実際に男が女性宅を訪れ、キャッシュカード10枚を取っていったということです。

女性は暗証番号の一部を誤って伝えたとして高岡警察署を訪れだまされていたことが発覚、すでに複数の口座から合わせておよそ250万円が引き出されていました。

警察は「キャッシュカードを出して欲しい」などと電話をしてくるのは、詐欺の手口だとして、注意するよう呼びかけています。