富山市の特産、呉羽梨の主力品種「幸水」の販売が直売所で始まりました。17日朝10時から呉羽地区のJAなのはな選果場直営店では呉羽梨の主力品種「幸水」の販売が始まりました。

記者:
「こちらの直売所では初日の幸水を求める人で駐車場が混雑しています」

販売初日の朝は、早くから買い求める人の車で渋滞が発生し、直売所の前にはおよそ100人の長い行列ができました。


買い求める人:
「朝8時半頃から(並んでいる)食べた気になるから(初日に来た)。気持ちの問題でね」

なのはな農協呉羽梨選果場によりますと、去年は春先に霜がつく被害となり不作となりましたが、ことしはそれを乗り越え平年並みのおよそ1000トンの出荷を見込んでいるということです。


男性:
「他のナシよりも甘いところと、食感がサクサクとおいしいところ(が好き)」

女性:
「東京とか親戚にいろいろ(送る)。やっぱり甘みが違うでしょ。ここでしか(幸水を)送らないことになっています」

買い物客はお目当ての品を次々と買い求め、17日朝収穫された250箱はおよそ2時間半で完売しました。

なのはな農協呉羽梨選果場によりますと、幸水の出荷のピークは8月25日から27日ごろだということです。