北アルプスの白馬岳(しろうまだけ)へ通じる白馬大雪渓(はくばだいせっけい)で、多数のクレバス=割れ目が発生し、白馬村は安全な登山ルートが確保できないとして、4日から通行止めとしました。

村によりますと、白馬大雪渓では以前から多数のクレバスが発生していましたが、2日の大雨の影響などで、割れ目の幅が広くなり、崩落する危険性があるということです。

村の職員や遭対協などの関係者らが3日に現地の状況を確認し、安全な登山ルートが確保できないことから、通行止めを決めました。

解除の見通しは立っていません。

白馬大雪渓では6月に大きな岩盤崩落が確認されていて、クレバスの発生に影響している可能性もあるということです。

白馬岳に向かう白馬鑓(はくばやり)温泉ルート、と栂池(つがいけ)ルートは通ることができます。