今野リポーター
「本島屈指のリゾート地・恩納村にやってきました!ここには地元の有名人がいるということで会いにきたんですが・・この方です!」
「はーい、みなさんこんにちは。恩納村のリンダです!」

この女性こそが村の有名人、宮﨑るみ子さん!恩納村生まれ恩納村育ちの64歳で趣味はなんと余興。この日も出会ってすぐに素敵な踊りを披露してくれました。
茶目っ気たっぷりの明るい宮崎さんは恩納村にあるフラワーショップ「華絵」を経営する代表!
そして実はもうひとつの顔が・・・
恩納村観光協会 宮﨑るみ子 会長
「私が2代目恩納村観光協会、会長でーす!」

女性としては初。2019年から恩納村観光協会の会長を務めています。
みなさんに宮﨑さんの人柄を訪ねると・・・
スタッフはー
「非常にユーモアがあって親しみやすい会長です」「唯一無二の存在で、パワフルなんですけどおしゃれで、いつもきれいにしていて、憧れの存在です」「優しい存在でいつも明るくて太陽のような人です」
せっかくなので宮﨑さんのオススメスポットを案内してもらうことに!
まずは県民をはじめ観光客に大人気の「おんなの駅~なかゆくい市場」。
地元の野菜や果物が並ぶ直売所をはじめ夏にピッタリのかき氷などが楽しめる飲食店が展開されています。
今野リポーター「三矢本舗、有名ですよね。いい香りがしますよね。」
宮﨑会長「いい香りですよね、食欲が増すね。このブルースというのが私のイチオシ、観光客にとても人気があるんですね、ブルース。」
また地元のおばさんたちが丹精込めて作り人気を集めているのがポーク卵おにぎりです。
今野リポーター「美味しそうですねひとつひとつが大きいですね」
宮﨑会長「ポーク卵ですね」

おんなの駅は新型コロナの影響で一時期客足が遠のきましたが、現在はコロナ禍前の売り上げを大幅に超えるほどの大盛況。
私も食を堪能したいところですが次のスポットへ!
宮﨑会長「ここは恩納村の文化情報センターでありましてー」
村の観光情報が一目でわかる施設「恩納村文化情報センター」。2015年の開館からきょうまでの利用者は、その数50万人を超えているんですが人気の秘密は2階に!
宮﨑会長「私が一番好きな場所なんですけど、本に囲まれながら、すごい景色なんですよ!」
今野リポーター「ほんとですね!
宮﨑会長「みて下さい、ほら!」
今野リポーター「とってもきれい、180度」
なんと『沖縄の海が一望できる図書フロア』が。
青々とした海に街路樹の並木道と沖縄の原風景が広がっていて、綺麗な景色に思わず・・・

宮﨑会長「ちょっとテンションが上がったからカチャーシーでもしましょうか」
宮﨑さんのエンジンが全開になったところで、最後のスポットへ。
恩納村と言えば「万座毛」ですが2020年に新施設がオープンしたことはみなさんご存じですか?
3階建ての施設には、土産品売り場や展望デッキテラスなどが展開されています。
絶好の観光日和なので、万座毛も見学することに!
宮﨑会長「あ!みえてきましたよ、ほら」
今野リポーター「象の鼻はアレですね!」
宮﨑会長「万座毛っていうだけあって、みて下さい!この広場。万人が集まるこの広場で、あ~なんか素敵」

さらに食も品揃え豊富で、中でもイチオシは恩納村の特産品を使った「海ぶどう丼」。特別にひと口・・・
今野リポーター「いただきまーす。海ぶどうのしょっぱさとウニの甘さが相まって、とっても美味しいです。ごはんが進みます」
宮﨑会長「海ブドウの品質がとても良くて、天皇杯を受賞した自慢の1品です。」
こうして知れば知るほど魅力あふれる恩納村ですが、本島屈指のリゾート地であることから、新型コロナの影響を大きく受けています。
恩納村観光協会 宮﨑るみ子 会長
「観光客がゼロの状態になって、近隣のホテルが2か月ほど営業をしない、閉めた状態があったんですね。こういうホテルをみるのも私は初めてだったので、言葉にならないほどの打撃がありました。」
そんな中ピンチをチャンスに!と様々な取り組みを行ってきた宮﨑さん。
恩納村が目指す、村の姿とは?

恩納村観光協会 宮﨑るみ子 会長
「ホテルにだけ頼るのではなく恩納村の力で観光客を呼びたい『ただいま』『おかえり』っていうそういう村にしていきたいですね。リピーターが多く何度でも訪れたくなるようなそんな暖かい観光地、そこを目指していきたいと思っています」
恩納村を訪ねると、村を盛り上げるため奮闘するパワフルな女性の姿と、沖縄らしさを感じられる数々のスポットがありました。