先週行われたアメリカ大統領選挙のテレビ討論会で、バイデン氏は討論会の最中、「寝そうになった」と明かしました。この「高齢不安」に、身内の民主党内からも撤退を求める声があがっています。
トランプ前大統領とのテレビ討論会で言葉につまるなど精彩を欠いたバイデン大統領。あの時、「あること」が起きたと、支持者にこんな説明をしました。
アメリカ バイデン大統領
「直前に何度か世界を旅することを自分が決めた。スタッフの言うことを聞かなかった。そして、ステージで寝そうになった」
「ステージで寝そうになった」
そのワケを大統領は、先月はフランスを訪問したり、イタリアのG7サミットに参加したりするなど長距離の移動が多くあり、一連の外遊が討論会に影響を与えたと弁明したのです。
しかし、ホワイトハウスでは…。記者からはバイデン氏の健康不安に関する厳しい質問が相次ぎました。
記者
「大統領は討論会後に医師の診察を受けましたか?神経系の検査は?」
ジャンピエール報道官
「ついていない夜だったことは我々もわかっています。大統領も言及していますし、理解もしています」
記者
「バイデン大統領は81歳ですが、アルツハイマー病や何らかの認知症ではないですか」
ジャンピエール報道官
「答えは『いいえ』です。相手の方(トランプ氏)にも同じ質問をしてください」
ホワイトハウスの報道官は、バイデン氏が風邪をひいて声がかすれていたものの、認知機能の衰えの懸念については「ない」と断言。大統領選からの撤退論も取りざたされるなか、「バイデン大統領がこれまで同様、前例のない成果をもたらし続けられると信じている」と強調するなど、健康不安の払しょくに躍起となりました。
しかし、CNNテレビが2日に発表した世論調査では、75%の人が「バイデン大統領以外の候補者の方が民主党に勝利をもたらす可能性が高いと思う」と回答しました。
また、民主党内からはドゲット下院議員が2日、声明を発表し、バイデン氏に大統領選からの撤退を求めるなど、逆風が吹いています。
一方、大統領選の対抗馬のトランプ氏には、バイデン氏と違って、いわば「追い風」とも呼べる動きが…
トランプ氏の不倫口止めをめぐる裁判で、ニューヨーク州地裁の判事は2日、量刑の言い渡しをおよそ2か月延期し、9月に行うと発表。1日に連邦最高裁が大統領としての「公務」には「一定の免責特権が認められる」との判断を出しましたが、量刑の言い渡し時期にも影響したのではないかとの見方も出ています。
「免責」の判断は、トランプ氏が抱える他の裁判にも大きな影響を及ぼすとみられ、大統領選で返り咲きを目指すトランプ氏がさらに勢いづくことになるのか注目されます。
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