
破産申請の準備に入ったのは、長崎市の水産練り製品の製造販売を手掛ける「まるなか本舗」です。
東京商工リサーチによりますと、まるなか本舗は1931年に創業した老舗の水産練り製品製造会社で、長崎を代表するかまぼこメーカーです。
1988年には三重工場を開設し、かまぼこのほか、『ハトシロール』の製造などを行い、1996年9月期には20億円を超える売り上げを計上していました。

しかし、その後は食文化の多様化により需要が伸び悩み、減収傾向となり、去年9月期の売上は3億8000万円まで落ち込み、近年は原料となる魚のすり身の高騰などにより資金繰りが悪化していました。



まるなか本舗は17日までにすべての事業を停止していて、負債総額は現在調査中と言うことです。














