この先、花火を楽しむ方も多いと思います。
家族や友人で楽しむ身近な花火、実は大きな事故につながるケースもあるのです。

これは、家庭用の花火で起きた事故の再現映像です。不安定な場所に置いた打ち上げ花火が倒れ、子どもがやけどを負いました。

日本煙火協会 河野春行 専務理事:
「着衣着火」と言って着ているものに火が移ってそれで思わぬやけどをすることがありえますので、気をつけていただきたいです。
安全に楽しむためには、どうすれば良いのでしょうか?

日本煙火協会 河野春行 専務理事:
例えば火の点きが悪くてもライターなどは使うのは止めた方がいいです。

ライターで点火した場合の事故では、手持ち花火が突然に着火し手をやけどしたケースや、打ち上げ花火が点火した瞬間に打ちあがり、目をやけどしたことなどが報告されています。

日本煙火協会 河野春行 専務理事:
できればロウソクとか、缶の中に釘を打ってそこにロウソクを立てて使うとすごくよく点くんです。

花火をする環境にも注意が必要です…。

日本煙火協会 河野春行専務理事:
天候はよく注意して風下に相手がいたりすると思わぬやけどしたりすることもありますのでそういうのは気をつけていただく。

花火の説明書きもしっかりと読み、安全を心がけて楽しむことが大切です。