国連の安全保障理事会は、ロシアと北朝鮮が締結した軍事面での協力を強化する新たな条約をめぐって緊急会合を開きました。
山崎和之 国連大使
「ロシアと北朝鮮の条約が国際社会にとって重大な懸念となっているのは明白だ」
安保理で28日に開かれた緊急会合で日本やアメリカなどは、北朝鮮が国連決議に違反してロシアに弾道ミサイルを輸出し、ロシアがウクライナ戦線で使用したなどと強く非難。その上で、両国が結んだ軍事強化の新たな条約は国連憲章と安保理決議に違反するもので、国際社会に重大な懸念を与えていると強調しました。
条約について、日米韓など49か国と地域は会合前に「世界中に及ぼす安全保障上の影響を深く懸念している」とする共同声明も発表しました。
会議では、国連の軍縮担当トップ・中満泉事務次長も脅威を朝鮮半島以外に拡大させていると懸念を示しました。
一方、ロシアの国連大使は「条約はアメリカの軍事同盟と異なり、誰にも脅威を与えず、国連憲章に合致している」と主張しています。
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