「紅麹」成分を含むサプリメントを摂取した人に健康被害が出ている問題で、新たに76人の死亡との関連が疑われる事例が明らかになりました。
小林製薬の「紅麹」の成分を含むサプリメントをめぐっては、摂取したあとに腎臓の病気を発症する人などが相次いでいます。
武見厚生労働大臣はきのう、小林製薬がサプリメントをめぐって死亡に関する遺族からの問い合わせが170人あったにもかかわらず、おとといまで厚労省に報告していなかったと明らかにしました。
武見厚労大臣
「27日になって初めて全体像が示された。私としては極めて遺憾だと思っている」
このうち94人については死亡との関係がなかったことが分かっていて、残る76人のサプリと死亡との因果関係を調べています。
小林製薬は報告をしていなかった理由について、「関連性が遠いと思われる事例に関する報告などもあったことから、より詳細な確認を重視することとし、報告は実施しておりませんでした」としています。
注目の記事
「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

愛媛県民は「を」を「WO」と発音? 47都道府県調査で見えた驚きの「常識」

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」

大阪王将 ドーナツ業界に進出「ぎょーナツ」餃子味、麻婆豆腐味って? 異業種が参入するワケ【Nスタ解説】

1枚500円なのに交換は440円分…農水大臣が「おこめ券」にこだわる理由、百貨店商品券との違い【Nスタ解説】









