寄付ではないかと疑われても仕方ない…

おととい、政治資金パーティー問題について釈明した自民党、富山1区選出の田畑裕明衆議院議員。

今月開催予定だった政治資金パーティーの案内状に「ご入金のみ」の項目を設け、専門家から違法な寄付の呼びかけに当たると指摘されていました。

自民党 田畑裕明 衆議院議員:「当然あのパーティーの対価としてパーティー券を販売ということを行っておりますので、全く寄付を求めるという形でお願いをしていたことは全くございませんので」

田畑議員は「ご入金のみ」の記載について寄付の呼びかけを否定しましたが、政治資金規正法に詳しい専門家は、「対価としてパーティー券を販売した」という説明に矛盾を指摘します。

神戸学院大学 上脇博之教授:「それは説明になってないですね。総務省の見解だと政治資金パーティーはみなさんがどこかに集まってですね。対価、一定程度の飲食とか、何らかの講演を聞くとかですね。そういう対価性がある場合を政治資金パーティーと呼んでるんですね。入金のみで全く会場に参加しないという意味でチェックされたとなると、それは政治資金パーティーの収入とは言えないですね。寄付ではないかと疑われても仕方ないと思いますね」