「ポスト岸田」レースで大きな動きです。自民党の石破元幹事長が、9月に予定される総裁選挙に出馬する方向で調整に入ったことが分かりました。
きのう、夜会合の場で岸田総理と居合わせた自民党の石破元幹事長。時に、政権に批判的な発言もいとわない石破氏ですが、出席者によりますと、石破氏は岸田総理の隣の席となり、お酒をつぎ合ったり、談笑していたといいます。
自民党 石破茂 元幹事長
「そこは礼儀はきちんとわきまえるということです」
その石破氏が、9月の自民党総裁選に出馬したい考えを周辺に伝え、具体的な調整に入ったことがわかりました。
石破氏はこれまで、総裁選について明確な態度表明はしていません。ただ、通常国会が最終盤を迎えた今月、岸田総理が政権浮揚のために改造人事を行うのではないかと取りざたされた際には、「幹事長を打診されたとしても自分は断る」と周囲に話すなど、出馬に向けた意欲をにじませていました。
自民党 石破茂 衆院議員(2008年)
「つらい人、悲しい人、苦しい人、そういう人の声を聞けないで何が国を守るだ。何が国民を守るだ」
これまで4度総裁選に出馬している石破氏。国民人気が高い反面、自民党の国会議員票を集められないことが敗退につながっていました。
しかし、石破氏周辺は、「今回は『選挙の顔』としての期待が高まっていて、議員の支持も集まるだろう」と話したほか、大半の派閥が解散を決めたこともプラスに働くとみています。
石破氏本人も、周辺の期待を感じ取っているようです。
石破氏(周囲に対して)
「これだけ期待があるのに、『私は知りません』が許されるのかなという思いはある」
自民党の総裁選には、岸田総理が再選に向けた意欲を示しているほか…
河野太郎 デジタル大臣
「意欲については28年前から申し上げているところでございます」
河野デジタル大臣もおととい、麻生副総裁に出馬への意欲を伝えています。
石破氏が出馬に向けた調整に入ったことで、「ポスト岸田」レースがさらに加速しそうです。
注目の記事
【就航2日で座礁】最高時速83キロ、 “水中翼”を持ち飛ぶように進むジェットフォイル船とは

「消費されて終わったなと…」川で溺れた小中学生を助けようとした夫が死亡『美談』の報道に違和感覚えた妻は研究者の道へ『どうすれば事故を防げるのか?』

高市政権発足から半年 番記者が見た高市総理の“正念場”と“与野党への変化” 長期政権へ向けた周囲の動きと思惑とは【edge23】

いったいなぜ?「瀬戸大橋からロープが垂れていて海面付近まで達している」航行船舶から通報 約83メートルと約57メートルのロープを回収

「犯罪被害にあったとき、あなたの会社は休めますか?」有給を使い果たし退職するケースも…企業の休暇制度導入はわずか1.4%

GW明けの“疲れ”どう防ぐ?半分以上が“疲労感・心理的負担増”の調査も…ポイントは「幸せホルモンの分泌」 専門家に聞く









