円安が止まりません。ニューヨーク外国為替市場で円相場が1ドル=160円60銭台まで下落し、およそ38年ぶりの円安水準となりました。
160円目前に迫っていた円相場ですが、午後6時半過ぎに160円を突破した後は一気に円安が進み、1ドル=160円50銭で取引が続いています。
日米の金利差が当面、縮まらないとの見方から円を売って、ドルを買う動きが強まっています。
市場では政府・日銀が円安を阻止するため円買いの市場介入に踏み切るのでは、との見方が一段と強まるなか、財務省の神田財務官は先ほど、次のように述べました。
財務省 神田眞人 財務官
「最近の急速な円安の進行に関しては、深刻な懸念を有しており、高い警戒感をもって市場の動向を注視しております。そのうえで、行き過ぎた動きに対しては必要な対応をとる。 もうずっと(為替介入の)準備しているということ」
ただ、これまでと同じ表現を繰り返し、「口先介入」にとどまったことで、直後には円売り圧力が強まり、ニューヨーク外国為替市場では円相場が160円60銭台をつける場面もありました。
およそ38年ぶりの円安水準を更新するなか、政府・日銀はいつ介入に踏み切るのか、市場ではその本気度を試すような値動きが続いています。
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