お盆休みの観光客でにぎわう黒部市の黒部峡谷鉄道・宇奈月温泉駅。お土産コーナーの片隅にちょっと変わったお土産が登場しました。


そのお土産コーナーの片隅にちょっと変わったお土産が誕生しました。
一見タバコの自動販売機のようにも見えますが…。

スマイルチャージ 井上勝さん:「タバコではなく、お茶なんです」


茶葉の自動販売機その名も「チャバコ」です。こちらのチャバコ『世の中を、茶化そう』というコンセプトでお茶の産地で有名な静岡県の会社が4年前に考案。タバコの健康被害の注意喚起が記載されているところには…。


『チャバコを飲用しながらの交流はお互いの人間関係や親睦をより一層深めます』
と、茶目っ気たっぷりのメッセージ。



井上さんは去年、チャバコの販売権を得て富山独自の商品を開発。富山市岩瀬にある多機能型就労支援事務所「MUROYA」の協力のもと今年6月に販売を始めました。

スマイルチャージ 井上勝さん:
「若い人にも飲んでいただきたいですし、お茶の生産も増やしていきたいという思いからはじめました」

作り方は簡単。500ミリリットルのペットボトルの水に茶葉のスティック1本を入れて振るだけです。
スマイルチャージ 井上勝さん:
「これで完成です。フタをあけて飲んでいただければ大丈夫です」

東京からの観光客は…。
子ども:「おいしい、普通にお茶」
女性:「粉っぽくなくて香ばしくておいしい」「いい香り」

ラインアップは、インドから仕入れた茶葉を黒部峡谷の湧き水で二次発酵させた紅茶と、氷見産のはとむぎ茶の2種類です。


観光客:「気軽に飲めるのはいいと思います」
「助かりますよね、お水だけ手に入って、これもっておけばいつでもすぐお茶が飲めるしお土産にもいいですよね。小さいパッケージがカワイイから。行った場所もすぐわかるし(お土産としても)喜ばれそう」


スマイルチャージ 井上勝さん:
「とてもうれしく感じます。富山らしいものですので、これからどんどん広まっていけばいいなと思います」