作家・鈴木光司さんが生み出した"リング"シリーズに登場する怨霊「貞子」と、日本の伝統芸能である歌舞伎「播州皿屋敷」がコラボ。過去と現代、1つの井戸が繋ぐホラーストーリーとなっています。

愛之助さんは“初めてお話をいただいた時は、どういうふうになるのかな?僕が「貞子」をやらせていただけるのかなと思ったけど、考えたら「貞子」は女性だし。でも話が進むうちに、私が「浅山鉄山」という悪いヤツをつとめさせていただくことになった。今月、京都で「(東海道)四谷怪談」の真っ最中ですけど、これも悪いヤツなんです。9月に松竹座でやる役も悪いヤツ。悪い役しか回ってこないのかなと思う、今日この頃です”と、最近の役どころにボヤきつつも、“全世界で通用する「貞子」です。まだキチッとした台本もあがっておりません。どうなるかも分かってませんけど、何回か無理をお願いし、昨日も新たに無理をお願いしたばかり。これが通れば、さらに面白くなるのかなと思います”と、仕上がりに自信を見せていました。

また、愛之助さんは現代の神官役を務める今井翼さんについて、“初めてお会いした時から、情熱的な方でとにかく真面目な印象。久しぶりに、ご一緒させていただくので楽しみ。歌舞伎の演技を求める場面もそんなにないので、そういう意味では自由に羽を伸ばしてやっていただけたら”と、久しぶりの共演を楽しみにしていました。

【担当:芸能情報ステーション】