藤波選手の目に“予定外の”涙が…

会の後半、地元のレスリング教室の後輩たちから、こんなサプライズが。

(後輩たち)
「ゆずの『栄光の架橋』を歌います」

歌声が響く中…。

(大石アンカーマン)「朱理選手が泣いています」

首を振る藤波選手。

(大石アンカーマン)「泣いてないって言ってるけどどう?」

(子どもたち)「泣いてる」

(藤波選手)「こんな予定はなかったんですけど、ちっちゃい子たちの歌声に力をもらったのと感動の涙です。ありがとうございます」

(大石)「お父さんも泣いています」

(俊一さん)「泣いてま~す!!」

「私にパワーを送って一緒に戦ってください」

公式戦133連勝中という大記録を続けながらも、2度の大きなけがなど、ここまで決して順風満帆というわけではなかった藤波選手。家族や周りの人に支えられて、いざ、夢の舞台へ…パリオリンピックにかける思いを力強く語りました。

(藤波選手)
「オリンピックを見て、夢をもらって元気をもらって勇気をもらったうちの1人です。今度は私が与える番だと思っています。パリオリンピックのマットに上がって戦うのは私1人かもしれないんですけれど、私にパワーを送って一緒に戦ってください!」