回転寿司チェーンが作る、まるでおにぎりのような新感覚“お寿司”に、牛丼チェーンが作るソースにこだわった生パスタなど、有名チェーンが強みを活かして挑む新業態です。
■スシローが新業態 おにぎり!?いや、お寿司です!
まずは、回転寿司チェーン「スシロー」を運営する会社が5月にオープンさせた新業態のお店「むすび寿司」。
お客さん
「仕事が忙しい時とか、片手で食べられるのですごく楽で、しかも新鮮そうでいいなって思いました」
「敷居が高くない感じで食べられるので」
その新業態というのが、おにぎりのような見た目の“お寿司”だそうです。
店内で特性のしょうゆダレに漬けたサーモンと、いくらを使った「いくらと漬けサーモンの親子」は290円。中まで具がびっしり!
大きな穴子を丸々1匹使った「活〆煮穴子一本俵巻き」(690円)は食べ応え十分。納得のボリュームです。
一体なぜ、このおにぎりのような“お寿司”を始めたのでしょうか?
(株)FOOD&LIFE INNOVATIONS 経営企画部 鶴才 部長
「食べづらい環境にいるとお寿司って選ばれない。このかたちにすれば例えばオフィスでお寿司を食べるって環境でも、気軽に選んでいただけるんじゃないかなという思いで、このかたちにさせてもらいました」
しょうゆや箸を使わず、気軽に食べられるお寿司を目指した所、この形になったといいます。
さらに、ネタに下味をつけることで、食べる時はしょうゆいらずに。
にぎり方にも、お寿司に共通する工夫が!それは“強くにぎらない”こと。
ご飯にはネタとの相性のいい赤酢をブレンドしたものを使用。そして、ふんわりと具材をつつみこめば、最後にネタをのせて完成!
にぎるのは、優しく1回だけ。この繊細なにぎり方によって、食べた時にネタとシャリが一体になり、旨味を強く感じるそうです。
さらにスシローと言えば、一皿120円など、リーズナブルな価格でお寿司が食べられると人気のお店。
そこで…
(株)FOOD&LIFE INNOVATIONS 鶴 部長
「基本的にはマグロにこだわって希少な部位をこういう小規模な業態に回して頂いたりして低価格で品質のいい商品を提供できる」
グループの調達力を活かして仕入れた「天然南まぐろの中とろ」330円など、鮮度のいいネタをリーズナブルな価格で提供しています。
お客さん
「お寿司屋さんに入らなくてもお寿司に近いおにぎりを食べられるっていうのはいいかなと思います」
■ソース作りの強みを活かし…牛めし「松屋」が生パスタ
今年に入りオープンした、新業態のお店は他にもあります。
東急東横線、元住吉駅から徒歩約30秒のところにある、生パスタ専門店「麦のトリコ」。
大きなベーコンが2枚も乗った「Wベーコンのアーリオ オーリオ」は968円。
生クリームやチーズを合わせた特製ソースの「朝霧高原卵のカルボナーラ」も968円。
お客さん
「とってもモチモチで何か濃厚にクリームと絡み合っててすごく美味しかったです」
「麺がめっちゃ柔らかいなっていう感じで、すごいモチモチしてて」
この店の特徴はなんといっても「生パスタ」。数種類の小麦粉をブレンドし、毎日店内で製麺しています。
作った麺は一晩寝かせることで、お米のようなモチっとした食感をだしているそうです。
仕事帰りにやってきたお客さんが注文したのは、山盛りのチーズに、お肉のコクがたまらない「富士山盛りチーズのボロネーゼ」968円。
お客さん
「つるつるでモチモチで美味しかったです」
実は、この生パスタのお店を始めたのは、牛めしなどでおなじみの「松屋」を運営する会社です。
松屋フーズホールディングス 寺島慶子さん
「当社はソース作りが得意でして、ご飯に合うソース、つまりはパスタに合うのではないかと考え、当社の強みを活かせると思い、このパスタ業態を選びました」
松屋では、定番の「ブラウンソースのハンバーグ」や、アルゼンチンの魔法のソース「チミチュリソース」のハンバーグなど、ご飯に合うソースをいくつも開発。
これらのソース作りのノウハウを活かし、1年以上かけてパスタを完成させていたんです。
有名チェーンの新業態、味わってみてはいかがでしょうか。
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