国家公務員制度を担当する河野大臣は人事院の川本総裁が「国家公務員の定員問題を考える時期に来ている」と発言したことに対し、「非常に理解できる」との考えを示しました。
川本裕子総裁はおととい、NHKの討論番組で、「国家公務員の人材が不足している」などとして、国家公務員の定員を増やす必要性を訴えていました。
国家公務員の定数は「国家公務員法」で定められていて、定数を増やすためには法改正が必要となります。
河野太郎 国家公務員制度担当大臣
「川本総裁のご発言は、我々としては非常に理解できるものと思います」
河野大臣は川本総裁の発言に理解を示す一方、「どの産業も人手不足になるなか、ニーズがあるからと言って野放図に職員数を増やすことは非常に難しい状況」と語りました。
まずは役所のデジタル化を進め、業務を効率化するとしていて、デジタル化のための人員は増やすなどメリハリを利かせるべきだと主張しました。
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