バス会社社長「異常はなかった」「誠実な社員だった」

きのう、山形県上山市でバスガイドの女性がバスと電柱に挟まれ死亡した事故で、バスにはバックモニターやカメラ、マイクがついていて、事故前の点検では、これらに異常はなかったことがわかりました。



この事故は、きのうの朝、上山市新湯で、宮城県涌谷町に住む佐々木仁美さんがバックするバスを誘導していたところ、電柱との間に挟まれ死亡したものです。

2人が勤務する宮城県のバス会社「日本三景交通」によりますと、バスには後方の様子を確認できるバックモニターやカメラ、運転席で外の音を聞くためのマイクがついていて、事故前日にこれらの点検を行いましたが、異常は見つからなかったということです。



また、男は、勤務して21年のベテランドライバーで、事故当日の朝7時ごろ、アルコールと健康状態の確認をしましたが、いずれも異常はなかったということです。



日本三景交通の高橋渉社長は・・・

「佐々木さんは15年ほどバスガイドとして働いていて、誠実でお客様にも好評な社員だった」

「同じような事故を起こさないために、今後対策を考えていかなければいけない」とコメントしています。