台湾の台北市に流れ込む川に小型船が進入し、乗っていた中国籍の元軍人が逮捕されたことについて、中国政府は「個人的な行為だ」として関与を否定しました。
台湾の海上保安機関「海巡署」は9日、台湾の中心都市・台北市に流れ込む川に小型船が進入しているのを発見し、乗っていた中国籍の男を逮捕しました。
男は中国海軍に所属していた元軍人だということで、捜査当局が動機などを調べています。
これについて、中国政府で台湾政策を担当する台湾事務弁公室の陳斌華報道官は「個人的な行為だ」と述べ、政府の関与を否定しました。
さらに、「中国が総統府の近くまで小型船を進入させることで、台湾側の反応を試したのでは」と言われていることについて、「草も木も兵士に見えるようだが、まことしやかに政治的操作を行う必要はない」と述べ、台湾の民進党政権が中国側の関与を誇張して脅威をあおっていると批判しました。
そのうえで、男が中国に送還された場合は「速やかに処罰する」としています。
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