那覇市選挙管理委員会は10日、臨時の委員会を開き、7月21日に補欠選挙を行うことを決めました。

定数40の那覇市議会は現在、県議選への出馬にともなう辞職などで、欠員が7となっていて、公職選挙法で補欠選挙の実施が定められている「定数の6分の1」を超える欠員が生じています。

こうした状況をうけ那覇市選挙管理委員会は10日、臨時の委員会を開いて対応を協議し、7月14日告示、7月21日投開票の日程で補欠選挙を実施することを決めました。

那覇市議会で、市長選や県議選などとの同日選挙ではなく単独で補欠選挙が実施されるのは1996年以来、28年ぶりとなります。

那覇市選挙管理委員会によりますと、6月16日に投開票される県議選と同じ日に補欠選挙を実施するためには、県議選に立候補した6人全員が5月2日までに市議を辞職する必要がありましたが、先月2日までに辞職を届け出た人はいませんでした。