若い女性が高額な借金を背負わされるなど悪質なホストクラブが社会問題となるなか、立憲民主党はさきほど、被害を防止するための法案を国会に提出しました。
悪質なホストクラブをめぐっては、ホストが客の女性に高額な支払いを請求し、支払いのために売春をさせるなどの問題が相次いでいます。
立憲民主党が提出した「悪質ホストクラブ被害防止法案」では、事業者に、客の支払い能力に対して不相当に高額な債務を負担することがないよう求めています。
立憲民主党の法案提出後、20歳の娘がホストクラブへの借金返済のため風俗店に勤務し、現在行方不明になっていると話す女性が取材に応じました。
被害女性の母親
「(娘は)全てホストの言いなりです。これは私たちにとって人質も当然で、でもホストにとっては、うまく引っかかったお客さんの1人ということになるんでしょうけれども、利用価値がなくなれば捨てられてボロボロになることは目に見えているわけです。今の法律では親としてはもう為す術がなく、あまりの自分の無力さに、ただ『もう、どうしたらいいか』と絶望するばかりです」
女性は「売掛金が規制されれば被害者はかなり減る」と指摘し、「これ以上被害者が増えないよう、法律がしっかりできるということを強く望んでいる」と法整備の必要性を訴えました。
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