福島県の人口は、1998年の213万人をピークに175万人まで減少し、人口減少対策が喫緊の課題となっています。
4日、福島県庁で開かれた「地域創生・人口減少対策本部会議」には、県の幹部職員が出席し、人口減少対策として、雇用の創出や移住・定住の促進を国や自治体、企業と連携して進めることなどを確認しました。
県の推計人口は、5月1日現在で175万人あまりで、前の年の同じ時期と比べて約2万3000人少なくなっています。県は、人口減少の要因として少子化や進学や就職で地元を離れた若者が戻らないことなどを挙げています。
内堀知事「若い世代の皆さんの思いに丁寧に耳を傾け、やりがいのある仕事や魅力ある暮らしが福島県にあるということを発信し伝えていかなければいけません」

県は、今年度から首都圏で生活する県内出身の若者を対象とした実態調査などを行っていて、今年12月に更新される「人口ビジョン」に反映させる方針です。














