不正をきっかけにトヨタに初めて立ち入り検査が入りました。トヨタ自動車やマツダなど5社が、国の認証を不正に取得していた問題で影響が広がっています。
記者
「午前9時半前です。道路運送車両法に基づき国交省がトヨタ自動車本社に立ち入り検査にはいります」
きょう、国交省の検査官はトヨタ自動車本社で試験データの確認したほか、担当者への聞き取りを行いました。
認証不正の影響は広がりを見せています。宮城県のトヨタ自動車東日本の工場では認証不正の対象となった3車種すべてを生産していますが、今月6日から生産を停止することにしています。
マツダの本社でも…
マツダの社員
「きのう緊急で説明がありました、社長から。(Q.受けとめは?)悪いことは、なおさないといけない」
マツダでは生産中の2つの車種については、先月30日から出荷を停止し、注文のあった3500件の顧客に影響が出ています。
齋藤健 経済産業大臣
「生産停止にともなうサプライヤー(取引先)等への影響を速やかに調査し、その結果を踏まえて、必要な対策について検討したい」
トヨタの3車種だけでも部品メーカーなど取引先は1000社以上にのぼります。齋藤経産大臣は、関連産業全体への影響を調査する考えを明らかにしました。
今回、認証不正の一つの要因となったのは、国交省との認識の違いです。
トヨタ自動車 豊田章男 会長
「当局とも今後どういう事ができるのかという議論のきっかけになればいいと思っています」
きのうの会見で、トヨタをはじめとする各社は国際的な基準で評価するなど厳しい基準で試験をしていて、安全性に問題はないという認識を示していました。一方、国交省はきょう…
斉藤鉄夫 国土交通大臣
「(日本の型式指定制度は)国連基準に規定された試験方法をとっている。自動車認証制度が適切に運用されるよう、しっかり対応していかなければならない」
日本の基準は国際的な基準に沿ったものだと強調。ただ今後、自動車メーカー各社と意思疎通しながら、認証制度を適切に運用していく必要があるとしました。
今回の不正は経済への影響も含め、今後も大きな影響が出そうです。
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