WHO=世界保健機関の総会は1日、感染症対策を世界的に強化するための「パンデミック条約」について、加盟国間での交渉を最大で1年延長することを決めました。
WHOでは、新型コロナウイルスの感染拡大を教訓とし、感染症対策を世界的に強化するための「パンデミック条約」の策定を目指して、加盟国間の交渉が行われてきました。
先月27日から開催されている今年の総会での採択を目標としてきましたが、ワクチン開発の技術移転などをめぐって先進国と途上国の意見が対立。今回の総会での採択は見送られました。
このため、総会最終日の1日には、政府間での交渉を最大で1年延長し、来年の総会か、可能であれば、年内の特別会合までに交渉成立を目指すことが決まりました。
WHOのテドロス事務局長は「決定は各国が条約締結をいかに強く、緊急に望んでいるかを示している」と歓迎しました。
また、総会では緊急事態発生時の対応に関する「国際保健規則」の改正案が採択され、より高い警戒レベルを表す「パンデミック緊急事態」の規定が新たに盛り込まれました。
注目の記事
「ハラミ」はいつから主役級? 人気の裏に焼肉店の苦労…プロ直伝・お家焼肉のコツを紹介【Nスタ解説】

「赤ちゃんにはなるべくあなたの母乳を」牛乳パックの“広告”に賛否 50年続く表現めぐりSNSで様々な意見

「市民に信を問う」“学歴詐称”疑惑で不信任決議を受けた静岡・伊東市の田久保市長、議会解散を選択 「伊東市がどうなっても関係ない」市民からは怒りの声【news23】

【画像閲覧注意】大量発生の“毛虫”『アメリカシロヒトリ』とは? 青森県八戸市の公園や学校に“うじゃうじゃ”と… 約3年周期で大量発生? 駆除業者は記録的猛暑など影響の可能性指摘「全滅は不可能に近い」

【最新】女子中学生をはねとばした”危険運転” 事故から2週間...中学生は未だ意識不明 逮捕の男は”停車した車”を追い抜き中学生をはねる…「危険運転」とは何か、ドライバーが共有するべきリスクとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」
