世界文化遺産への登録を目指す新潟県佐渡市の『佐渡島(さど)の金山』について、ユネスコの諮問機関イコモスは、追加情報の提出を求める「情報照会」と勧告しました。文化庁が6日発表しました。
今後は7月21日~31日にインドで開かれる世界遺産委員会で、今回の勧告内容を踏まえて、最終的に世界遺産登録の可否が決議される予定です。
イコモスの評価は以下の4種類です。
(1)記載:世界遺産一覧表に記載するもの。
(2)情報照会:追加情報の提出を求めた上で次回以降の審議に回すもの。3年以内に追加情報の提出を行った後、現地調査手続きを除くイコモスの審査を受ける。
(3)記載延期:より綿密な調査や推薦書の本質的な改定が必要なもの。推薦書の再提出後、新規案件と同様の手続きを受ける。
(4)不記載:記載にふさわしくないもの。(世界遺産委員会で決議された場合、例外的な場合を除き再推薦は不可)
注目の記事
若者に広がる住宅ローン"50年" 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

「別腹」は気のせいじゃない…正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい誘惑に打ち勝つ!医師が解説

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常

「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿









