農村地帯の納屋から炎。敷地内の母屋に燃え移るのでは…。通りがかった男性が家に入ると、寝たきりとおぼしき母親とその娘。火の手が迫る中での救出劇に娘は後日「あの時のお礼を言いたかった」…そのワケとは。

29日の警察署。命の危険を顧みず人命救助に尽力したとして砺波市内に住む会社員、中江健太さん(29)に感謝状が贈られました。

4月15日午後7時半ごろ、富山県砺波市東中の農村部。田んぼが広がる一軒家の納屋から火がでました。火はみるみるうちに敷地内の木やカーポートに燃え広がります。

近くの会社に勤務していた中江健太さんは、仕事を終えて帰宅する途中で、この火事に遭遇します。