宮崎県内は活発な前線を伴った低気圧の影響で朝から大雨となりました。
昼前に雨の峠は越えたものの、各地で道路の通行止めが発生したほか、一時、交通機関にも影響が出ました。
(三輪洋平カメラマン)
「午前9時の日南市鵜戸の様子です。まさに横なぐりの雨です」
県内は、活発な前線を伴った低気圧の影響で大気の状態が非常に不安定となり、大雨となりました。
降り始めから午前11時までの総雨量は、日南市深瀬で298ミリ、えびの高原で281ミリ、日南市油津で210ミリを観測し、県内では通行止めが相次ぎました。
(渕 雅顕 記者)
「都城市西岳地区のこちらの道路では、大雨に伴い通行止めとなっています」
都城市安久町の国道222号は、雨による倒木で一時、全面通行止めに。
また、日南市宮浦の県道鵜戸神宮線は、のり面が崩落し、5メートルほど道がふさがりました。
(新屋敷さつき記者)
「日向市では大雨の影響で土砂崩れが発生し、土砂が道路をふさいでしまっています。現在復旧作業が行われているところです」
日向市の県道51号では、幅15メートルほどにわたって土砂が流れ込み、一時通行止めとなりました。
一方、交通機関ではJRの日豊本線や日南線、それに吉都線が一時、運転見合わせとなりました。
今回、県内には線状降水帯の「半日前予測」が出されました。
今回は、線状降水帯は発生しなかったものの、気象庁は、「半日前予測」が出た場合は大雨となる可能性は高いとして、大雨災害に対する心構えを一段高めて、ハザードマップや避難所などを確認するよう呼びかけています。
もうすぐ梅雨時期、大雨シーズンとなりますので、改めて、災害時の備えを見直したいものです。
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