熱戦が続く四国インターハイです。
弓道の男子団体の決勝に延岡学園が出場。緊張と白熱の決勝戦になりました。
(長瀬真希スポーツキャスター)
「およそ400年もの歴史があるという阿波踊り。きょうは阿波踊りで有名な徳島県で行われる弓道です。延岡学園が優勝を射止めます」
弓道男子団体戦。
1チーム5人が1人4本ずつ計20本の矢を放ち的中した数で競います。
延岡学園は、9日の準々決勝を不戦勝で突破し、続く準決勝。
海田と若松が4射すべて的中させる好調ぶりをみせます。
対戦校の残り1射を残して15対14。
結果、相手が外し、1本差で勝利。決勝進出を決めます。
そして迎えた決勝。
相手は、群馬代表の高崎経済大学附属です。
全員が2射目を放った時点で延岡学園は6本、一方の高経大付属は10本すべてを的中させます。
追い込まれた延岡学園は後半、9本連続で的中させる猛チャージ。
このうち、2年生の城後とメンバー唯一の3年生でキャプテンの本田は皆中。
延岡学園は15本を的中させます。
一方、相手も15本的中し、勝負は延長競射へ。
延長では1人1本ずつ、矢を放ちます。
延岡学園は1人目の海田が的中させ、勢いに乗りたいところでしたが、結果は的中3本。
一方の相手は残り1射を残した時点で同じく3本的中。
ここで相手の高経大付属が的中。
1本差で敗れた延岡学園。
優勝にはあと一歩届かなかったものの堂々の準優勝です。
(決勝で皆中 延岡学園 城後優星選手・2年)
「準決勝では1中しかできなくて、最後はやってやろうと(皆中させた)(本田主将が)最後なので勝たせてあげたかったし、どうしても優勝したかった。3年生と味わった悔しさを来年の北海道IHに生かしていきたい」
(決勝で皆中 延岡学園 本田晴基主将・3年)
「インターハイの入賞が初めてなので、メダルの重みが・・・重みを感じる。
監督にお前のかっこいい姿を見せてこいと言われたので見せるために頑張った。最後の大会で皆中できたのでこの大会に悔いはない」
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