福島県の内堀雅雄知事は9日、大きな被害を受けた喜多方市の現場を初めて視察しました。
内堀知事が視察したのは喜多方市の特別養護老人ホームです。この施設では床上10センチほどまで浸水しましたが、職員が1階にいた入所者を2階に避難させたためけが人はいませんでした。
施設の担当者は、「周辺の治水対策を進めてほしい」と知事に要望していました。
この後大雨の影響で崩落したJR磐越西線の濁川橋りょうを視察した内堀知事は、喜多方市の遠藤市長と今後の復旧作業について意見を交わしました。
内堀知事
「JR磐越西線は喜多方市のみならずこの地域にとって極めて重要な生活交通、一日も早い復旧に向けて市と連携をしてJR東日本に対して方向性をしっかりつくってもらうよう求める。」
現在も「喜多方」と「野沢(西会津町)」の間で運休が続いているJR磐越西線ですが、9日JRは復旧には時間がかかることから、10日から当分の間、喜多方・野沢間で代行バスを1日23便運行すると発表しました。
代行バスは不通区間にある5つの駅の駅前広場に停車するということです。
 
注目の記事
【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い









