陸上自衛隊はきょう、実弾を用いた国内最大の演習、『富士総合火力演習』を実施しています。

毎年恒例のこの演習は今年で66回目で、隊員およそ3000人が参加し1日でおよそ68.4トン、金額にして8億4000万円相当の弾薬が使われます。

今年は南西諸島を念頭においた島しょ防衛を想定していて、▼ヘリコプターからの隊員の降下や▼戦車などの射撃のほか、▼アメリカ軍の事故により一時飛行を見合わせていたオスプレイも演習場上空を飛行しました。

陸上自衛隊のオスプレイが飛行再開後に大規模な演習に参加するのは初めてのことです。

今回は本来の目的である陸上自衛官の教育を重視することから、去年に引き続き現地での一般公開は実施していません。