日本銀行が金融機関などから長期国債を買い入れる公開市場操作で、応札額が買い入れの予定額に届かない「札割れ」が起きました。「札割れ」は、大規模な金融緩和が導入されて以降、初めてです。
日銀は、金融機関や投資家から国債を買い入れることで、市場に資金を供給する公開市場操作を行っています。
日銀はきょう、残りの期間が「1年を超え、3年以下」の国債を3750億円買い入れる予定でしたが、応札額は168億円少ない3564億円となりました。
日銀の応札額が買い入れの予定額に届かない「札割れ」となったのは、大規模な金融緩和が導入されて以降、初めてです。
日銀が追加の利上げや国債の買い入れ額を減らすなど、「金融政策の正常化を早めるのではないか」との見方が広がっていることが背景にあります。
国債は金利が上がると価格が下がるため、市場関係者からは「いま、国債は売り時ではないと判断したのではないか」との観測も出ています。
きょう「札割れ」が起きたことから、「1年を超え、3年以下」の国債の次回の買い入れ予定額については、「日銀による減額が必至だ」との指摘もあります。
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