台湾の頼清徳総統が20日に行った就任演説について、中国政府は「台湾独立を自白するものだ」と激しく非難しました。
中国で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室は21日夜、報道官談話を発表しました。
その中で、20日に行われた台湾の頼清徳総統の就任演説について「敵意と挑発、嘘と欺瞞に満ちており、『台湾独立』を自白するものだ」と非難しました。
また、頼氏が「中華民国と中華人民共和国は互いに隷属しない」と述べたことについて、「『二国論』であり、『台湾独立』を売りにするもので、主張がますます過激になっている」としています。
談話では「台湾は中国の一部であり、台湾問題は中国の内政問題である」という中国政府の立場を改めて主張したうえで、「祖国の完全な統一は必ず達成されなくてはならない」と、台湾統一への意欲を改めて強調しています。
総統就任以来、中国政府は頼氏に対する批判を連日展開しており、今後さらに圧力が強まるものとみられます。
注目の記事
「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

【一覧あり】27億円超の赤字の区画も… JR東日本が「ご利用の少ない線区の経営情報(2024年度分)」を発表 100円稼ぐための『営業係数』が1万円超の区画も… あなたの街のあの路線・区画も…?

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常









