宮城県美里町の生花店にツバメが巣をつくり、子育てに追われています。

「巣は目立つところがここ。(ひなは)ほどほど大きく育った。あともうひとつ、ここも大きくなっている」

ツバメが子育てをしているのは美里町の生花店「フラワーショップすがわら」です。巣は、店内と作業場にある照明器具のかさの部分に10か所つくられていて、合わせて50羽ほどのひながすくすくと育っています。

この生花店では、7年前から毎年同じ場所にツバメが巣をつくっていて、今年は4月下旬から子育てが始まったということです。

フラワーショップすがわら 菅原洋子専務(68):
「毎日、このツバメたちに元気をもらい仕事を頑張れているので何より。(巣が毎年)どんどん増えていって親から子どもから孫までいる」

フラワーショップすがわら 菅原洋子専務(68)

22日も、親ツバメが何度もエサを与える愛らしい姿が見られました。

フラワーショップすがわら 菅原洋子専務(68):
「嬉しさがあまりにも大きすぎて破裂しそう。病気もせず無事に巣立ってもらいたい」

菅原さんによると生花店では、例年これから9月上旬にかけて1つの巣からひなが3回に分けて巣立つということです。