サッカーJFL第9節、高知ユナイテッドSCはレイラック滋賀に1対0で敗れたものの、首位はキープしています。

開幕7連勝の後、アウェーでヴェルスパ大分に敗れた高知ユナイテッド。18日のホーム戦には1205人のファンが詰めかけました。

試合は両チーム譲らず、膠着した展開に。前半36分にピンチを迎えた高知ユナイテッドSCはゴールキーパー大杉の好セーブで得点を許さず、0対0で前半を折り返します。

前半はシュートが1本も打てなかったユナイテッドは後半20分に東家と小林心のフォワード2人を投入し、攻撃面を強化。

42分には右サイドから抜け出した東家がキーパーと1対1の場面でシュートを放ちますが、枠をとらえることができません。

そして後半アディショナルタイム、17番橋本がファールを与えた後のフリーキックでした。

試合終了目前に痛恨のゴールを許してしまいます。試合はそのまま1対0でレイラック滋賀が勝利し、高知ユナイテッドは2連敗。ただ、首位はキープしています。

「ぼく、きょう、初めて見に来ました。目的はお酒と飯で来たんですけど、見てたら夢中になって。何が悔しいって、もう、あの最後の1点。間近で試合見て感動しましたね!また次も来ようって気持ちになれたので、これからもっと人を連れて来ようと思う。連れてきて応援する!」

(高知ユナイテッドSC 吉本岳史 監督)
「完敗ですね。このままではJ3昇格は難しいと突き付けられたゲームだったと思います。(Q.これだけ春野球技場にお客さんが集まったことについては?)感謝のひと言しかないですね。どこ見ても人で埋まってる。一体感のある球技場にしてもらえた。この敗戦をいかに勝利に結びつけていくか。前に進んでいくので、もっとたくさんの方々に応援に来てほしいと思います」

高知ユナイテッドSCの次の試合は天皇杯1回戦。5月26日、春野球技場で、島根県代表のベルガロッソいわみと対戦します。