自動で撮影される無人カメラとAI(人工知能)を駆使した県内初のクマ対策に取り組む岩手県の花巻市は15日、クマの出没を想定した対策のデモンストレーションを報道陣に公開しました。
花巻市が導入した無人カメラは、生物の熱を検知することで自動で撮影を行い、最大で25メートル離れた場所にいる生物を撮影することができます。その生物をAIがクマと識別した場合、市の担当者にメールで出没が通知されます。
人里でのクマの出没が相次ぐ花巻市では、今年度の目撃件数が前の年度の同じ時期を倍近く上回っています。こうした現状を受けて市は、県内初となる無人カメラとAIを駆使した対策の導入を進めてきました。
市はこのシステムを使って人里でのクマの出没が確認された場合、職員が素早く現場に駆け付け花火などを使って追い払うことにしています。
(花巻市 農村林務課 山口 周行 課長)
「残飯を適正に処分するとか電気柵をリンゴ園に巡らすとかが被害対策。カメラによって被害を防止するのではなく、クマを早期発見し追い払う」
市は合わせて30台のカメラを購入していて、今月中に市街地と河川敷を中心に配備する方針です。
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