アメリカのサリバン大統領補佐官がイスラエルによるガザでの攻撃は「ジェノサイド=大量虐殺ではない」との認識を示したことについて、林官房長官は「我が国として、引き続き注視する」と述べ、論評を避けました。

林官房長官
「イスラエルの行動がジェノサイドに当たるかは国際司法裁判所で今後審議される事柄で、我が国として、引き続き注視をしてまいります」

林官房長官は午後の会見で、日本政府として、イスラエルに対し「国際法を遵守するよう求めている」としたうえで、大量虐殺にあたるかどうかは論評を避けました。

さらに、人質の解放や停戦をめぐって膠着状態が続いていることについても「関係国と緊密に連携をし、外交努力を粘り強く積極的に行いたい」と述べるにとどめました。