簡単に設置できる小型のセンサーで、大雨などの浸水被害にいち早く対応します。

愛知県豊橋市は、大雨などによる浸水の状況をいち早く知るために、小型の浸水センサーを設置する国の実証実験に、今年度から参加すると発表しました。

センサーは一定時間水に浸かると電波が発信されるもので、小型で寿命も長く、設置のコストも低く抑えられるということです。

これまで豊橋市は職員の見回りや、市民の通報で浸水を把握していたため、通行止めなどの対応に時間がかかっていましたが、センサーの設置によりリアルタイムで浸水場所を把握できるようになります。

(豊橋市・浅井由崇市長)
「道路の通行止め等の対策に迅速につなげていきたい。そして、市民の安全確保に役立てたい」


市は6月上旬から、去年6月の豪雨で浸水したエリアなど市内11か所にセンサーを設置する予定です。