今年は昨年の大量発生を引きずりつつ、暖冬で越冬したカメムシも多いとみられていて、例年よりとても多いですね。
カメムシが嫌われる要素のひとつが「臭い」です。その臭いがついてしまったらどうしたらよいのか、害虫駆除などを専門とする岡山市北区の東洋産業の大野竜徳さんに話を聞きました。
(東洋産業 大野竜徳さん)
「カメムシの臭いが出てしまった…というのは、ものにつけちゃったか、手につけちゃったかになると思います。うっすら臭い気がする…というのもありますが、これは換気して臭いのもとを探すしかありません」
「そもそもにおいというのは、とある『においのもと物質』が空気中に蒸発して、それが鼻の『においを感じるシステム』にひっかかることで起こります。なので、これをどこかで止めてやる必要があります」
ー簡単な方法は?
(東洋産業 大野竜徳さん)
「と言われると、私は洗濯ばさみをお勧めしますね、鼻をつまめばにおいがしないから(笑)。…というと大体怒られますので、少しマジメに」
「カメムシのにおいがするということは、そのにおいのもとがあって、それが蒸発して鼻に入ってくるわけですから、根本的な対策はそのにおいのもとをなくすことが一番です」
「まずはにおいを発しているその潰れたカメムシをとっとと除去しましょう。液体を引き延ばさないように、手早く、ポイッ」
ーでもにおいが残ったままですね…。