四国インターハイ、4日、カヌーの決勝が行われ、女子カヤックフォアでは、宮崎商業が、見事、優勝を果たしました。

(長瀬真希スポーツキャスター)
「完成までにおよそ9年半もかかったという瀬戸大橋。きょうはこの瀬戸大橋があるうどん県・香川でカヌー競技、県勢初の日本一に期待です」

カヌー500メートル決勝。4日、行われた決勝の9種目のうち8種目に県勢が出場しました。

カヤックペアに出場した宮崎大宮の村橋・柿本ペア。得意とするスタートを決め、レースを優位に進めます。
しかし、後半、徐々に追い上げられ、村橋・柿本ペアは、わずか0.6秒差で惜しくも2位。日本一には届かなかったものの堂々の準優勝です。

(宮崎大宮 村橋慶太郎選手・3年)
「このぺアで全国制覇を目標にしていたので500メートルで準優勝という形で終わって悔しいが、次まだ200メートルがあるのでそれでしっかり優勝して、この悔しさを晴らしたい」
(宮崎大宮 柿本優斗選手・3年)
「しっかり意見を言い合って、一つ一つ課題を潰していって、いい状態を作って大会に臨めていたので最高のペアだと思う」

また、県勢は、男子カナディアンペア、女子カヤックペアも、僅差で準優勝。頂点には届きませんでした。

このほか、正式競技ではない公開競技として実施された女子カナディアンシングル。
決勝には、3人の県勢が出場。

追い上げをみせトップでゴールしたのは、宮崎商業の松葉優乃。公開競技ながら、1位から3位を県勢が独占しました。

(宮崎商業 松葉優乃選手・2年)
「自分もうれしかったが、いつも一緒に練習している宮崎勢の人たちも上位に入賞してそれが一番うれしかった」

そして、きょうの最終種目、女子カヤックフォアに登場した宮崎商業。
好スタートを切った宮崎商業はその後も安定したレースを展開します。四国インターハイで県勢初の日本一!チームとしては2連覇達成です。

(宮崎商業 奈須天希主将・3年)
「今年ちゃんと(優勝が)取れるか不安だったし、レース前も怖かったが、皆の後ろ姿をみてものすごく安心して、気持ちよく漕ぎ切れたのでとてもいいレースだった。今まで頑張ってきたことがこのレースにちゃんと出てきたんだなと思って頑張ってきてよかった」