インドネシアの憲法裁判所は、2月の大統領選挙で敗れた候補者らが「不正や介入があった」などとした異議申し立てについて「権力の乱用はなかった」と退けました。プラボウォ国防相の大統領当選が確定したことになります。
2月に行われたインドネシア大統領選では、プラボウォ国防相がおよそ6割の票を獲得し当選しました。
一方、落選した2人の候補の陣営は、プラボウォ氏とペアを組んで選挙戦に臨み、副大統領に当選した現職ジョコ大統領の長男・ギブラン氏をめぐり、候補者の年齢制限が選挙直前に緩和されたことなどを問題視。選挙の過程で「不正や介入があった」と主張し、やり直しを求めて裁判所に異議を申し立てていました。
これについてインドネシアの憲法裁判所は22日の審理で「権力の乱用はなかった」「申し立てには法的根拠がない」として、これを退ける判断を下しました。
次期大統領への当選が確定したプラボウォ氏ですが、すでに初めての外遊で中国の習近平国家主席と会談。今のジョコ政権に続き、中国との関係を重視する姿勢を示しています。
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