魚津市の70代の女性が、携帯電話に届いたショートメッセージのURLを開いて指示通りに手続きをし、40万円あまりをだまし取られました。

警察によりますと7月20日、魚津市に住む70代女性の携帯電話にURLが添付された身に覚えのないショートメッセージが届きました。

女性がURLを開いたところ「無料で4億5000万円もらえる」などの記載がありました。女性はこれを信じて手続きを進めたところ、7月25日までの間に同様にURLが添付されたメッセージが15回届き、URLを開くたびに登録料などの名目で現金を要求されたということです。

女性は指示通りに電子マネーを購入し、その個別番号を入力して15回にわたりあわせて40万3000円分を入金しました。その後、お金が支払われないことを不審に思った女性が、消費生活センターに相談したことで特殊詐欺に気づき、警察に被害を届け出ました。

警察は「電子マネーを購入させ、その個別番号をメールや電話などで知らせるよう要求したり、レターパックや宅配便で現金を送るよう要求したりするのは特殊詐欺の手口だとして注意を呼びかけています。