今月行われた韓国の国会議員選挙で保守系の与党が大敗した後、尹錫悦大統領の支持率が急落、就任してから最低となりました。
「韓国ギャラップ」が19日に発表した世論調査によりますと、尹大統領の支持率は23%で、総選挙の前に実施された調査から11ポイント急落。就任以降、過去最低を記録しました。
支持しない理由として最も多かったのが「経済・暮らし・物価」で、物価高などに対する国民の不満が反映されたものと考えられます。
次に多かったのが「意思疎通の不十分さ」で、これは尹大統領が総選挙の結果に対する表明を閣議で一方的に話す形式で行ったことが影響したとみられます。
一方、総選挙で圧勝した最大野党「共に民主党」は李在明代表が尹大統領と電話で話し、来週、直接会って今後の国政について協議することで合意したと明らかにしました。
選挙の結果、尹大統領の残りの任期も野党が国会で多数派を占める「ねじれ」が続くことが決まったなか、政権と最大野党の対立が深まり、国政が停滞するのか、それとも歩み寄ることができるのか、注目されます。
注目の記事
「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

「別腹」は気のせいじゃない…正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい誘惑に打ち勝つ!医師が解説

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常

【全文掲載】高市早苗総理 初の所信表明演説 物価高対策に経済成長、外交・安全保障など詳しい政権運営方針 人口政策・外国人政策も

「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿

「また無くなるのでは」と買い占めも…コメ豊作なのに続く高値「増産」は実現可能なのか?【Bizスクエア】









