愛媛県と高知県で最大震度6弱を観測した地震では、合わせて12人のけが人が確認されました。甚大な被害が想定される“南海トラフ地震”との関連が心配されていますが、政府の地震調査委員会は18日夜の会見で、「発生する可能性が高まったわけではない」と説明しました。

愛媛・高知で“初めての震度6弱” ヒビ割れや塀や壁が壊れるなどの被害

住民(愛媛・宇和島市)
「だだーん、だだーんいうて2回ほど大きな音が鳴って、それからグラングランっていって」

17日深夜、愛媛県と高知県を襲った強い揺れ。

室内ではウォーターサーバーやテレビは倒れ、飲食店では酒瓶が棚から落ち、散乱しました。

愛媛と高知では1996年に震度の階級が見直されて以降、初めて震度6弱の揺れを観測しました。一夜明けた18日、徐々に被害状況が明らかになってきました。

震度6弱の揺れを観測した高知県宿毛市。市内全ての小中学校は臨時休校に。

記者
「宿毛中学校の入り口の地面にはヒビが入っていて段差ができています」

また、図書館では数千の本が散乱し、職員が片づけ作業に追われました。

坂本図書館 坂本りささん
「残念ですが、開館のめどは立っていない」

住宅は瓦が落ちたり、ガラスが割れたり、建物の塀や壁が壊れたりする被害が相次ぎました。

この地震によるけが人は愛媛県で7人、高知県で3人、大分県で2人の合わせて12人となりました。