19年前、下関市内の中学校でいじめを受けていた当時3年生の女子生徒が自ら命を絶ちました。この痛ましい出来事を二度と起こさないよう市内の小中学校で命の尊厳について考える講演会などが行われました。
下関市の勝山中学校では講師に卒業生の中村珍晴さんを招き講演が行われました。
中村さんは大学時代、アメリカンフットボールの試合でけい椎を骨折し、車いす生活となりました。現在はスポーツ心理学の研究をしながら大学の客員教員など意欲的な活動を続けています。
市は女子生徒が命を絶った4月13日を「いのちの日」と定めこの時期命の尊厳を考える講演や授業が毎年、行われています。
神戸学院大学客員教員 中村珍晴さん
「人間がほんとうに苦しいとき最後に残るのは人とのつながりです。なのでぜひ皆さんにも今自分の身の回りにいる大切な人、大切な家族大切な友人とのつながりをぜひ大切にして欲しいなあと思っています」
2年生は
「中村さんの人生のことを聞いてすごいすてきだなと思いました」
3年生は
「ひとりひとりがいじめをなくしていかないといけないひとひとりの命を大事にしないといけないという心を持ち続けて行動にあらわしていくのが大事なんじゃないかなと思います」
2022年度、下関市内の小中学校で認知されたいじめの件数は791件で前の年度から115件減りました。
下関市教育委員会では「いじめの未然防止につながる取り組みを今後も続けていきたい」としています。
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