廃校となった小学校の建物を活用したコールセンターが、愛媛県伊方町に開設されました。
開設されたのは、東京に本社を置きコールセンター事業を手がけるアップセルテクノロジィーズの「伊方ラボ」で、11日の開所式では関係者がテープカットをしてオープンを祝いました。
開設された場所は、6年前に廃校となった旧水ヶ浦小学校の教室で、現在、伊方町と八幡浜市に住む20代から60代までの従業員5人を雇用しています。
コールセンターは地元の雇用確保と地域活性化を目指し、四国電力グループの「STNet」が町に紹介したことで開設が実現しました。
(アップセルテクノロジィーズ・高橋良太会長)
「地域の方にとってはどういった仕事なんだろうとか不安な面もあると思うんですが、たくさんの笑顔がこの学校にあふれるように努めていきたいと思います」
(伊方町・高門清彦町長)
「町にとっての一番の課題は人口減少にどう対応するかというところです。働く場ができた、次は住む場所、そして生活の快適な環境を整えるのが、町に与えられた使命かなと思っています」
伊方ラボでは、将来的に50人の雇用を目指しています。
注目の記事
コーヒー豆を運ぶトラックで「息子は天国に行った」夢を絶たれた29歳のバリスタ 遺志を継いだのは母だった 【人をつなぐコーヒー・前編】

“セクハラ” に揺れる南城市 市議会解散は古謝市長の正当な権限か、乱用か…市議選に2000万円超は税金の無駄? 専門家が語る「制度の想定外」

謎に包まれた古代の鏡「三角縁神獣鏡」が映し出す古の出雲の姿とは? 島根大学・岩本崇准教授が濱田青陵賞受賞

「いまでも5日は苦手」事件と向き合い続けた父親 娘のストラップはいまも… 20年以上続けたブログにも幕を下ろし 廿日市女子高生殺人事件から21年


”箱乗り”車が横転→16歳少女2人が死傷「命を預けろ」運転していた22歳男と少年少女3人の関係、当日夜は…危険運転致死傷事件①【判決詳報】

「ゴミ袋」にも転売ヤー現る!?八尾市で無料配布の家庭用ゴミ袋 税金使った施策なのに...フリマサイトで大量売買 市議は「事業者が費用を浮かすために購入か」と指摘 法律では「転売自体は問題ナシ」?
