乳がんと闘いながら、自分の夢に向かって進む女性の物語です。
愛知県岡崎市で“塩むすび”を作って販売している女性…彼女が目指すものとは。

4月7日、岡崎市の直売所に出店したキッチンカーに、たくさんのお客さんがやってきました…買い求めていたのは。
「お待たせしました、大変お待たせいたしました」

販売しているのは“塩むすび”…岡崎産のふっくらとした米を天然の塩で握り、三河湾の海苔で丁寧に巻いていきます。
作っているのは安藤梢(あんどう こずえ)さん(38)です。

(安藤梢さん 38歳)
「お米のうまみを引き立てたい」
(購入した人)
「(お米が)甘くておいしい」
「(子どもにも)どんどん食べさせたくなるよう」
この日は、安藤さんの2人の子どもも、チラシを配ってお手伝い。
用意していた塩むすび約240個は、3時間あまりで完売しました。
安藤さんが塩むすびにこだわったのには、訳があります。